2026 蟾津江(ソムジンガン)国際実験芸術祭は、全羅南道谷城(コクソン)の蟾津江、大黄江(テファンガン)、森、田んぼ、庭園など、地域の自然と生活空間を舞台に開催される国際実験芸術祭である。主なプログラムは、アーカイブ展、SIEAFコロキウム、田んぼのあぜ道ファッションショー、開幕プログラム「WITH 鬼(トッケビ)&ヒキガエル」、動きのヒーリングワークショップ、酸素コンサート、フラワーパレードで構成される。 SIEAFアーカイブ展は、前回の2025 蟾津江国際実験芸術祭の多様な記録物や農村関連のオブジェを活用したコンセプト展で、地域住民と共に2026 SIEAFを迎えるための呼び水となるプログラムである。 SIEAFコロキウムは、ビンマルセンターで開催される討論プログラムで、蟾津江の歴史と説話、農村地域のリーダーの役割、芸術を通じたグローカルな農村文化の創出などをテーマに発表と討論を行うイベントである。谷城文化院、農村関連の研究者や地域活動家、芸術関係者などが参加し、農村ユートピア&アートユートピアの共生のための形式にとらわれない討論を繰り広げる。 田んぼのあぜ道ファッションショーは、稲が実る季節に田んぼのあぜ道を舞台空間として活用する農村親和型プログラムである。自然素材を活用した衣装や農特産物から着想を得た衣装を披露し、地域住民、子供、シニアモデル、アーティスト、地域の文化芸術団体などが参加するファッションショーとパフォーマンスで構成される。 開幕プログラム「WITH 鬼(トッケビ)&ヒキガエル」は、蟾津江と大黄江が合流する鴨緑(アムノク)遊園地で行われる公演プログラムである。谷城に伝わる鬼の説話とヒキガエルのイメージを基に、生命クッ(儀式)、鬼クッ、メディアアート、ワールドミュージック、舞踊、舞踏、国楽、打楽器、声楽、インスタレーション、ドローンパフォーマンスなどが行われる。住民の参加で集められた「鬼の米」で酒と餅を作り、芸術家と住民、観客が分かち合い、収穫への感謝と住民の安寧を祈願する現代芸術的な祭儀パフォーマンスへと続く。 酸素コンサートと動きのヒーリングワークショップは、玉果(オックァ)ムグンの森で行われる瞑想と癒やしのコンサートである。動きのヒーリングワークショップは、体を開く、体を観察する、自然と接触する動き、個人のリズムを見つける動き、繋がりのダンスなどで構成される。酸素コンサートは、森の自然音とアコースティック演奏、シンギングボウル、声楽、バラチュム(僧舞)、パフォーマンスアート、瞑想、インスタレーションなどが結合された自然生態的な志向を持つプログラムで、自然の一部として共鳴する時間を持つ。 フラワーパレードは、蟾津江童話庭園で芸術家、住民、地域のサークル、訪問客が共に参加するアートパレードプログラムである。衣装や小道具を活用した行列や公演をはじめ、花を媒介とした体験プログラム、ワークショップなどが行われ、インスタレーション、音楽、舞踊、ジャグリング、ハーモニカ、シンギングボウルなどのプログラムが観客を歓迎する。
